昨今、新潟、スマトラ沖などで地震の被害報道が続く。
実際、巨大地震は確実に迫っている。
現在300万件の住宅を診断し、改修する必要があるという。
確実に倒壊するであろう住宅に住んでいて、”来たら来ただ”とのんびり構えていていいのか?
家族や自分の命、そして今まさに住んでいる街の壊滅的な打撃を防ぐために、
一人一人が各自のできる限りの防災対策をするべき時期であると思う。
耐震改修に平均170万円かかるという。
決して安くはない。でも、倒壊したら、何千万円も失うことになる。
金額ばかりではない、かけがえのないものも…。
基準法の想定は、損傷限界震度5弱、安全限界震度6弱とのこと。
神戸でも新潟でも部分的には震度7の揺れを記録している。
つまり、現行にぎりぎりかなっている建物はもたない可能性もあるということ。
ゆとりとプラスαが必要だということ。
大きな被害をもたらす出火は、必ず倒壊した建物から出る。
そして近くの倒壊、又は半壊して防火壁が落ち、木部がむき出しになった建物へと広がっていく。
出火が多いと、火柱のような竜巻が起こり、街全体を焼き尽くし壊滅させると言う。
まずは、倒壊しないこと。それだけで被害はうんと減らせるのである。
古い住宅(’81以前)耐震診断は必ずやるべきだと思う。
また、新築の建設においては、手抜き、欠陥は論外、
基準法のみにかなっていればいいものでもなく、
ゆとりとプラスαは必須である。特にこの地域では…
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